2025年度部員ブログ vol.31 寺田向希(2)
こんにちは。 元部屋長の村松さんから引き継ぎました、2年の寺田向希です。 ブログの内容をいろいろ考えましたが、陸上を始めたきっかけなど、誰でも思いつきそうなありきたりなものにはしたくありませんでした。 そこで今回は、自分にとって忘れられない「あるレース」について書こうと思います。 それは、2024年U20世界選手権です。 私はこの大会で男子1500m日本代表に選ばれ、はるばる南米ペルーまで行きました。 当時の私は、初めての国際大会ということもあり非常に興奮していて、「絶対にここで結果を出し、トップレベルで活躍している同年代の選手たちと肩を並べてやる」と強く意気込んでいました。 そのための練習を積んできた自信もありました。 しかし現実は甘くなく、レース中に転倒してしまい、予選最下位で終わりました。 さらにレース後、日本選手団が謎の集団体調不良に見舞われ、40℃の高熱と無限の下痢、腹痛に襲われるという、踏んだり蹴ったりな結末でした。 (レース後の夜に熱が出たときは、「ペルーで死ぬかもしれない」と本気で思いました。) ただ、転倒や体調不良を言い訳にするほど、あの舞台は甘くなかったとも感じています。 ※ちなみにu20 1500mを走った同年代の選手たち オーストラリアのCameron Myers (当時18歳)1500mPB 3'29"80、ノルウェーのAndreas Halvorsen (同大会3000mチャンピオン)、Hakon Moe Berg(東京世界陸上1500mノルウェー代表)、イギリスのGeorge Couttie(先日室内2000mで4'57")などなど そのレースで味わった悔しさから、日本に帰ったらとんでもない記録を出してやろうと思っていました。 しかし帰国後はなかなか調子が上がらず、現在に至るまで自己ベストを更新できていません。 今でもあの大会のことをよく思い出します。 もし、あのとき転ばずに予選を通過していたら。 決勝でいい走りができていたら。 そうした後悔が、今の自分のモチベーションになっています。 昨シーズンは一昨年と比べてうまくいかない一年でしたが、これもまた一つの経験だと思っています。 それでも、そろそろ結果を出さなければ、私の帰りを待ってくれている人たちに申し訳ありません。 今シーズンは、初戦からばちばち...