2025年度部員ブログ vol.37 鈴木康介(3)

 こんにちは。

同ブロックの天真爛漫でいつも元気をくれる可愛い後輩、上田悠輔から引き継ぎました。

法学部法律学科3年 鈴木康介です。

中距離を専門としております。



「お疲れ様です!」

駅で元気な声が聞こえ、そこから競技場へと続く坂道、隣を見ると、歩幅を合わせて歩いているのは、追いかけ続けた先輩ではなく、かつての自分のようなまだあどけなさの残る後輩たち。

先輩たちの後ろをついていけばいつでもそれが「正解」だった、あの心地の良い無責任さはもうどこにもなく、なんとなくどこまでも続くと思っていた学生生活の終点がはっきりと見えるようになってきました。


大学3年生

私にとって、この春から始まる1年間が陸上人生最後のシーズンになります。


私の自己ベストは、800mは2年前、1500mに至っては高校時代の4年前から止まったままです。

この数年間、アキレス腱炎や肉離れを繰り返し、そのたびに、走れない自分を「運が悪かった」と肯定し、「特別じゃない」を諦める材料にしてきました。


私は中距離が大好きです。

スタートの号砲を待つ静寂。

まるで格闘技のような位置取り争い。

急激に酸素が足りなくなり、喉の奥に広がる鉄の味。

呼吸するたびに感じる、肺が焼け落ちるような胸の痛さ。

顔をくしゃくしゃにして、限界を迎え、力が入らなくなり鉛のように重くなった身体を無理やり動かす瞬間。

視界が狭まり、頭の中が文字通り真っ白になるほどの苦しみの先にある心の底から湧き立つ達成感、これら全てが私にとって狂おしいほど愛おしいものです。


こんなにも中距離が好きなのに、4年前の自分にすら勝てないまま「いい思い出でした」と笑って終わることなど絶対できません。


最後の1年、綺麗に引退するつもりはありません。

何がなんでも、この止まったままの4年間の時計の針を力ずくで動かす。

過去の自分を叩き潰し、自己ベストを更新する。

今の私の望みは、ただそれ一点だけです。



「もう無理だ、走れない」

ゴールした瞬間、嘘偽りなく心の底から泣き言を笑顔で言える。学生生活という限りあるこの瞬間に全てを使い果たす。私にとって、それは最高に贅沢な陸上人生の締めくくりです。



私は最後まで、中央大学陸上競技部の一員として、最後の1秒まで泥臭く、執念深く、走り切ります。



これが今の私の全てです。


拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


次は、1年生の宮下颯汰くんです。

中距離を専門とするなら一度は名前を聞いたことのある実力者、普段はかわいい後輩ですが、彼の走りからは学ぶものが多く、洗練された動き、競技に取り組む姿勢、競技者としても人としても尊敬しております。ぜひご覧ください。

鈴木康介(3)


ムキムキ💪


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