投稿

2025年度部員ブログ vol.6 植松康太(2)

イメージ
お世話になっております。 達木英弥より引き継ぎました。 短距離ブロック総合政策学部政策科学科2年の植松康太です。出身は達木と同じ長崎県で長崎南高等学校になります。 まずは引き継いだ達木との話になりますが高校入学の時に彼を追いかけ同じ高校へ入学を決め、彼と切磋琢磨しながら大学までたまたま同じ所まで来ました。中学時代から10秒台で走り、ずっとトップレベルで戦っていた彼とともにリレーを組み同じ土俵で戦えたことは私のこれまでのキャリアの中でもすごく貴重な経験でありこれからの糧になっております。 さて、本題に入ろうと思います。 今回は私がなぜ走るのか走る理由について話していこうとと思います。 まず私は父の影響で陸上を始めました。父も昔陸上をしており、様々な優秀な成績を残した父に憧れ中学入学とともに陸上部に入部しました。父はすごい、かっこいいという簡単な思い。初めはそんな程度のものでした。しかし、今では私にとって陸上競技はなくてはならないかけがえのないものになりました。 イッタイナゼカ 私はこれまでの陸上競技キャリアの中で個人種目では2019ジュニアオリンピックC男子100m🥉、2021U16男子150m🥇、2022日本室内U18男子60m🥈、2023インターハイ200m🥉、2023国体少年男子A300m🥉、2023U18男子100m🥈、2024学生個人200m🥉、2024U20日本選手権200m🥉、2025学生個人200m🥈といった経験をしてきました。はたまたリレーでも、インターハイのマイルで6位、関東インカレは1年目🥈2年目🥇、全日本インカレでは2年目🥇といった経験もあります。 この結果にたどり着くまでの過程を思い返してみれば、辛く厳しいものであったなと今になって深く思います。大抵の時間を陸上競技へとつぎ込み、様々なものを犠牲にしてきました。途中で投げ出したくなることもありましたが、それを逃げずに続けられたのは支えてくれた家族が居たからでした。これは、私の走る理由を大きく変えました。父への軽い憧れから始めた陸上競技で、自分の父を超えたいというエゴで自分のために走り続けていた僕が陸上競技を通して、キツくても逃げ出さずに結果を残すことで支えてくれた家族に対して恩返しになることを知りました。また、私には感謝してもしきれないほどのサポートをしてくれた今は亡...

2025年度部員ブログ vol.5 達木英弥(2)

イメージ
 地元の大先輩であり良き人間代表の小柳くんから陸上日記のバトンを受け取りました。初めまして。純短ブロック・法学部・政治学科2年の達木英弥です。  今回、初めて部員日記を書く機会をいただき、同期一発目ということもあり、提出期限のギリギリまでテーマ選びに迷っていました。趣味や今後の目標、陸上を始めたきっかけなど、書くべきことはいろいろありますが、本稿ではあえて、「なぜ私は大学生になっても陸上競技を続けているのか」という、私の根幹にある思いについて綴らせていただきたいと思います。  前後の担当者とは異なり、少し面白味に欠ける内容になるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。  私は小学5年生から大学2年生までの約10年間、陸上競技を続けてきました。来年は大学3年生。就職活動も本格化し、大学生活の折り返しを迎える来シーズンは、私にとってまさに「勝負の年」の位置付けだと思います。  「大学でも陸上競技部に入り陸上を続けているのだから、さぞ走るのが好きなのだろう」と思われるかもしれません。しかし最近、必ずしも「走ることが好き」という理由だけで続けているわけではない自分に気づきました。  陸上を始めた当初は、運動会の延長線上のような、少し競う相手が増えただけのものだと思っていました。しかし本格的に取り組み始めると、その認識は一変しました。ただ前へ走るだけの動作にある奥深さ、生身一つで結果を突きつけられるシビアさ。考え込んでしまう性格の私にとって、それは時に重く、苦しいものでした。  それでも、素晴らしい指導者や同期、熱いライバルたちのおかげで、当初はタイムが縮む喜びに夢中になれました。しかし、ゴールだけを見据え、ただひたすらに数字を追い求める日々。いつしか私は、電光掲示板に表示される「自分のタイム」しか見えなくなっていました。  その矢印が大きく変わったのが、高校3年生、最後の県総体です。  私の地元は地方にしてはレベルが高く、インターハイ上位を狙えるライバルがひしめいていました。彼らに必死に食らいつき、「次こそは勝つ」と気持ちを燃やして臨んだ100m決勝。しかし、スタート直前に不運にもふくらはぎが痙攣し、そこからハムストリング、腹筋へと広がるように連鎖。万全とは程遠い状態でレースを迎えることになりました。  県大会落ちなら、3年間目指したインターハイへの道が絶...

2025年度部員ブログ vol.4 小柳新(3)

イメージ
  3年生の、小栁新です。日記の内容の前にどんな人かを知ってもらいたいので、軽い自己紹介と、自身の人生について書けたらいいなと思います。  種目は400mHをやっています。400mHは高校一年生の時から6年間ずっと記録向上に向け励んでおり、成長の途中を走っています。なかなか自身の記録を破ることができず気づけばもう3年。ラストイヤーの来年度こそは自己ベスト更新、さらには全日本インカレ決勝に向け、必死に走っています。     今回は助けてくれる同期への感謝を伝えたいなと思います。普段は照れて言えない!とかそんなわけでもないのですが、改まって感謝を伝える機会はないので、同期に届いたらいいなと思います。 中央大学陸上競技部を知らない方もぜひ読んでいただいて、こんな人がいるのだなと知っていただけたらすごく嬉しいです。  2004年、もしくは2005年生まれの僕の同期は、中央大学陸上競技部に15人います。スポーツ推薦で入学した人、指定校推薦で入学した人、僕の学力ではきっときびいしいであろう一般試験で入学した人なんかもいます。23年度入学生の僕たちはそれぞれが違った個性、色を持っています。例えば人のベットで勝手に寝たり、近くの川に飛び込んだり、雪が降っているのに半袖で大暴れする人とかたくさんです。良い意味ですごく自由で、だけど陸上に対する情熱はすごく熱くて。そんな3年生が僕はすごく大好きです。この3年間、本当に濃い時間を過ごしました。  もちろん楽しいことばかりではなく、8割くらいはしんどいことだった気がします。その8割のしんどいことを乗り越えられたのは間違いなく3年生のおかげです。本当に三年生のみんながいなければどうなっていたか考えられません。どんな色も受け入れて輝くように励ましてくれるみんな、本当にありがとう。同期が誰にも負けないと思う点、それは包容力だと僕は思います。いろんなベクトルを受け入れて最善の結果を導いてくれる。この良さが今の中大の柱になっているのだと思います。  寮生8名、一緒に練習する仲間4名、朝早くからずっと動いてくれるマネージャー2名。来年は必ず僕の年にします。今回は非常に期待してください!後一年こんな自分をよろしくお願いします。  ここまで拙い文章を読んでいただきありがとうございます。まだまだあと1年、関東インカレまで161日、全日本イン...

2025年度部員ブログ vol.3 小室歩久斗(1)

イメージ
  法学部法律学科一年の小室歩久斗です。  小学生の頃、友人に誘われて何となく走ったリレーがきっかけで陸上を始めました。走るほど記録が伸びるのが面白く、挫折も沢山ありましたが、気づけば本気で続けるようになりました。今は100mで自己ベスト更新と関東・全国インカレで3位以内入賞を目標に日々練習に取り組んでいます。  苦しい練習の中でも仲間と切磋琢磨し合えることが自分の原動力で、陸上競技は今の自分を作ってくれた大切な存在です。  自分の走りの強みはスタートと後半のスピード維持です。レースでは一瞬の判断や集中力が記録を左右するため、普段の練習から一本一本を本番のつもりで走ることを意識しています。思うような結果が出ずに悩んだ時期もありましたが、そのたびに自分と向き合い、少しずつ成長してきました。  将来は、競技だけでなく人としても周囲から信頼される存在になることが目標です。陸上を通して培った努力する姿勢や継続力を、大学生活や将来の進路にも生かしていきたいと考えています。目標に向かって挑戦し続ける姿を、家族や仲間に見せられるようこれからも全力で走り続けます。  これからも応援宜しく御願い致します。  次の人はコーヒーが大好きなスタバ店員の小柳さんです。小柳さんは後輩にも優しく、練習にも真面目に取り組みとても尊敬できる先輩です。 小室歩久斗(1) (お兄ちゃん家のアイドル、ジスくん)

2025年度部員ブログ vol.2 奥澤真(1)

イメージ
  こんにちは。山下然主将から引き継ぎました、跳躍ブロック1年の奥澤真です。  学部は法学部、出身は静岡県浜松市です。趣味は総合格闘技の観戦です。  然さんには高校の時からお世話になっており、本当に頭が上がりません。高3の時には進路で悩んでいた私を中大に誘ってくださり、進学を決めたことを覚えています。然さんは選手としてだけでなく、ひとりの人間として魅力的な存在だと思っています。たくさん好きなところはありますが、その中でも1番好きなのは、ご飯を奢ってくれるところです。一生ついて行きます!先輩!  さて、本題ですが、皆さんは部活動に取り組む理由は何だとお考えでしょうか。  今シーズンは怪我続きで思うような結果を出せず、ふとした時になぜ陸上競技をやっているのか考えることが多々ありました。門限が10時の部の寮に入って、朝早く起きてグラウンドに行き、日々辛い練習に耐えています。食事のバランスも考える必要があり、遊びたい時に遊びに行けない時もあります。このような多くの制約を受けるのに、私が陸上競技をやっているのは、結果が出た時の快感を知っているからだと思います。端的に言うと、「めっちゃ気持ちいいから」ということになります。思うように結果が出なくて苦しい時も、成功している自分の姿を想像して、次こそはと思って練習に励んでいます。この例えが適切かどうかはわかりませんが、ギャンブル中毒に近いものだと思っています。  陸上競技の特徴として、結果が明確に数字となって返ってくるというものがあります。この数字は、試合までの期間の自身の練習への取り組みや、生活の採点結果だと捉えるようにしています。だからこそ、自己ベストを出せた時や勝利を掴み取れた時の達成感は非常に大きなものがあります。  また、自分のためにした努力の結果で周りの人に喜んでもらえるのなら、それはとても幸せなことだと思います。周りの人のためにやっているなどと大層なことは言えませんが、陸上競技を通じて自分の人生が豊かになればいいなと思っています。    次は有名人の小室です。私とは種目が違いますが、彼のことは高1の頃から知っていました。常に世代トップで戦っている選手で、とても尊敬しています。特に陸上競技に取り組む姿勢は見習うべきところがたくさんあると感じます。彼ならきっとためになる素晴らしい文章を書いてくれると期待しています。...

2025年度部員ブログ vol.1 山下然(3)

イメージ
 こんにちは。中央大学経済学部経済学科 3 年山下然と申します。  現在、主将を務めさせていただいております。 トップバッターとしてお話するにあたり、私個人の経験や思いにとどまらず、中央大学陸上競技部として来シーズンどのような姿を目指すのかを、改めて共有したいと考えております。 来シーズンの目標は、関東インカレ・日本インカレともに男子トラック種目での優勝、総合 3 位以内の達成です。さらに焦点を絞ると、 4×100m リレーの二連覇、 4×400m リレーでの優勝を掲げています。毎年目指してきた目標ではありますが、来シーズンこそ「強い中大」として必ず成し遂げるべき目標だと考えております。  昨シーズン、 4×100m リレーは見事に優勝を果たし、かつて “ お家芸 ” と呼ばれた種目で再び強さを証明することができました。しかし、一度勝利しただけでは真の「強い中大」とは言えません。連覇を重ねてこそ、本当の復活であると感じています。   現在の中央大学陸上競技部は、非常に個性豊かな選手が集まる組織です。一人で黙々と努力を積み重ねる選手、先輩から学びながら力を伸ばす選手、同級生同士で競い合い研究を深める選手、怪我に苦しみながらも必死に前進しようとする選手、陸上そのものを心から楽しむ選手。それぞれが異なる背景・価値観を持っています。しかし、こうした個性が同じ方向を向いたとき、チームは必ず目標へと到達できると信じています。 また、この部活動は、たとえ苦しい状況にある部員であっても、再び陸上競技を楽しみ、仲間と喜びを分かち合える場であり続けてほしいと願っています。誰しも競技を続ける中で、諦めたくなる瞬間を経験しているはずです。私自身、大学で競技を続ける中で、周囲との差に打ちのめされそうになったことが何度もありました。しかし、同じような境遇から努力を重ねて結果を残した仲間の姿に励まされ、再び競技への情熱を取り戻すことができました。競技を始めた頃の純粋な楽しさを、一人でも多くの部員が大学でも思い出せるような環境づくりを大切にしたいと考えています。その積み重ねが、チーム全体の強さにもつながると信じています。 中央大学陸上競技部は、競技成績で日本一を目指すだけでなく、日本一陸上競技を楽しめるチームでありたいと考えています。そのために私は、部員一人...

新体制報告

イメージ
新体制の活動がスタートしました。 改めて、今季のチームを率いる幹部をご紹介いたします。 主将:山下 然 (3) 伝統ある中央大学陸上競技部で主将として、チームの力を最大限に引き出し、自分自身も挑戦を恐れず結果で示します。 副主将:山下 遥也 (3) 選手として、副主将としてチームを引っ張っていけるような存在になれるよう精進していきます。 寮長:村松晃成 (3) 寮生全員が快適に過ごせるような環境を構築できるよう努めてまいります。そして日常生活から部の土気を高められるよう尽力いたします。 主務:工藤 匠真 (2) 選手が競技に集中できる環境づくりやチームの調整に努め、選手としても裏方としてもチームの日本一に貢献できるよう取り組みます。 会計:館山 正真 (2) 中央大学陸上競技部の一選手としてチームに貢献しつつ、会計の業務も全うしサポートにも注力していきます。 副主務:福村 優大 (1) 副会計:奥澤 真 (1) 純短ブロック長:エケ ジュニア瑠音 (3) 400mブロック長:田邉 奨 (2) 中距離ブロック長:寺田 向希 (2) 跳躍ブロック長:山下 然 (3) ハードルブロック長:酒井 大和 (3) 新体制のもと、全員が日本一を目指し、より一層精進してまいります。 皆様からのご支援・ご声援が大きな力となります。 引き続き、よろしくお願いいたします! 新体制 集合写真