2025年度部員ブログ vol.53 三井一輝(4)
はじめまして。
部活のアイドルみはるちゃんから引き継ぎました、法学部法律学科四年の三井一輝です。
桜の開花が待ち遠しい今日この頃。
この時期になると、中央大学の門を叩いた四年前の自分の姿を思い出します。
あの頃は、これから始まる大学生活に大きな期待を抱いていました。
気づけばもう四年。
このような機会をいただいたので、少し自分の大学生活を振り返ってみたいと思います。
高校を卒業した自分は、希望に胸を膨らませて中央大学の門をくぐりました。
「自分ならいける。」
根拠のない自信がありました。
しかし、思うようにはいきませんでした。
11秒台の連続。
練習はきつく、思うような結果も出ない。
誰からも期待されていないように感じ、どこか疎外感のようなものもありました。
自信もどんどんなくなっていきました。
部活を辞めたら楽なんだろうな、と考える日も増えました。
そんな自分を信じてくれたのが、藤原さんでした。
「三井が中大に進学すると聞いたとき、嬉しかった。お前ならもっといける」
藤原さんが言ってくれたその言葉を、今でも覚えています。
何が正解で、自分のどこが間違っているのかも分からず、希望を持てなかった自分にとって、その言葉は一つの光でした。
常に高みを目指している藤原さんの姿は、自分にとって憧れの存在でした。
練習への向き合い方。
アップ。
生活リズム。
食事。
サプリメント。
プロテイン。
できることは、できる限り真似しました。
何をやればいいのか分からず走っていた自分に、
「やるべきこと」と「目標」を教えてくれたのが藤原さんでした。
自分の大学陸上は、ここから変わりました。
そんな憧れの藤原さんは、よく自分に目標を聞かせてくれました。
「強い中大を作る。
もう一度、昔みたいに短距離が強い中大を作りたい」
強さを示すには、全カレのリレーで優勝すること。
そして学生記録を出すこと。
その話を聞いたとき、自分は圧倒されました。
当時の純短距離ブロックは、優勝を狙える状況ではありませんでした。
トップの大学とは、明らかに差がありました。
それでも藤原さんは、本気でした。
なぜなら、その目標に必要なことを藤原さんはすべて実行していたからです。
言葉だけではありませんでした。
その姿を見ているうちに、いつの間にか自分の中にも一つの思いが生まれていました。
「優勝するメンバーに入りたい」
「強い中大に、自分も貢献したい」
とにかく中大の戦力になりたい。
藤原さんに追いつきたい。
そんな気持ちで練習に取り組みました。
ウェイトトレーニング。
二部練習。
豊田さんとの練習。
先輩方、同期、監督方の支えもあり、自分の走りも少しずつ形になっていきました。
振り返ると、いろいろなことがありました。
大学の坂を死ぬほど走ったり、
練習がきつくて吐きそうになったり、
音の鳴るリストバンドをもらって練習中につけてみたり、
電話番のときにモンハンに熱中しすぎて怒られたり、
掃除中にふざけて怒られたり、
試合で転んで両腕を骨折したり。
そんな日々を過ごしているうちに、気づけば三年生の全日本インカレがやってきました。
藤原さんにとって最後の全カレでした。
この頃には、「強い中大を作る」という藤原さんの目標は、自分の目標にもなっていました。
しかし自分は、メンバーに入ることができませんでした。
ただ応援することしかできませんでした。
先輩たちのレースは、優勝には届きませんでした。
その瞬間、自分は応援席で号泣していました。
「この代で強い中大になる」
そう信じていた自分にとって、本当に悔しい瞬間でした。
その後、自分は純短距離ブロックのリーダーを任されました。
正直、とても不安でした。
これまで自分は、純短距離ブロックリーダーでもあった藤原さんの大きな背中を追いかけてきました。
自分には、藤原さんのようなカリスマ性も、競技力もありません。
それに何より、
「強い中大を作る」
この大きな目標を、藤原さんたちから託されたような気がしたからです。
自分の代で、先輩たちが作ってきた純短距離ブロックを崩してしまったらどうしよう。
そんな不安ばかりでした。
でも、自分はメンバーに恵まれていました。
みんなが本気で「強い中大」を目指していたからです。
冬季練習では、
「このままじゃ他大学に負けてしまう。だからやらなきゃ」
そんな言葉が自然とチームの中から出てきました。
気づけば朝練を始めている人もいました。
お互いに教え合う姿も増えていました。
弱気になった自分に後輩が怒ってくれたこともありました。
藤原さんが「強い中大」を目指し始めた頃とは、純短距離ブロックの空気は大きく変わっていました。
自分たちの純短は、全員が本気で強い中大を目指していました。
そんなチームだったからこそ、プレッシャーもみんなが受け止めてくれました。
藤原さんたち先輩が残してくれたこの純短なら、きっと強い中大になれる。
そう思わせてくれました。
そんな頼もしい純短のみんなと、強い中大に近づけたことを本当に嬉しく思っています。
自分一人では、ここまで来ることはできませんでした。
先輩方が作ってくれた流れがあり、
同期がいて、
後輩がついてきてくれたからこそ、
今の純短距離があると思います。
でも、後輩のみんなはこれで満足していないと思います。
今の中大は、自分が知っている中で一番熱があるチームです。
みんなの今シーズンが、さらなる飛躍の年になることを確信しています。
ほんとに全員応援しています!
同期みんな、4年間本当にありがとう。
一緒に過ごせて楽しかったです!
連帯の罰連発させてごめん笑
卒業しても集まろ!
中央大学陸上競技部で過ごした4年間は、
自分にとって一生の宝物です。
関わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました。
次のブログは、努力家の村上です。
誰とでも同じ目線で話してくれる中大陸上部の癒しです。
ぜひご覧ください!
三井一輝(4)
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