2025年度部員ブログ vol.24 田中良弥(3)
明けましておめでとうございます!
中高大のかわいい後輩である柏木から引き継ぎました、800mブロック商学部国際マーケティング学科3年の田中良弥です。
部員日記をご覧いただきありがとうございます。
本日は初の部員日記ということで自分なりの言葉で私の「これまで」と「今」、そして私を支えてくれている泥臭くも愛おしい仲間たちについて、綴りたいと思います。
最後までご覧いただければ幸いです。
本題に入る前に前担当柏木創太という漢についてちょこっと。
柏木は私が中学3年生の時中学1年生として陸上部で出会いました。
最初は練習も適当で休んだり大変な後輩でした。ですが、高校生になり考え方が変わったのか先輩を尊敬するようになり練習も真面目に取り組んで成長している様子を間近で見ていました。
そんな柏木が大学になっても陸上部で頑張ると言った時は自分のことのように嬉しかったです。
年始には一緒にライブに行ったくらい仲がいい可愛い後輩です^_^
さて本題に入ります。
小説を読む感じで読んでみてください。
私の陸上の原点。
それは、小学生の頃にたまたまつけたテレビの向こう側にありました。
箱根駅伝予選会。そこで目にした、当時中央大学1年生キャプテン船津さんの涙のスピーチ。
当時小学生だった私は、その涙に強烈な衝撃を受けました。中大横浜への進学を目指していたこともあり、中央大学への思いれから
「中大を救いたい」
本気でそう思ったんです。今思えば生意気で無謀な決意ですが、あの瞬間の震えるような感覚が、私の全ての始まりでした。
中学ではテニス部と迷いましたが、先輩たちの優しさに惹かれて陸上部へ。
しかし、現実は甘くなく、ひたすら先輩の背中を追いかけて走る毎日でしたが、県大会にすら届かない。
それでも不思議と、「走るのを辞めたい」とは一度も思いませんでした。
高校へ進み、私は「3000mSC(サンショー)」に出会います。
ハードルを越え、水壕を越える先輩たちの姿に「かっけぇ…」と純粋に憧れました。
「これだ」と思い挑戦を決めましたが、そこで同時に出会ってしまったのが、私の陸上人生につきまとう天敵「疲労骨折」でした。
高2の冬。度重なる骨折と向き合う中で、私は箱根駅伝という夢を諦めざるを得なくなりました。
残酷な現実でしたが、そこで立ち止まるわけにはいかなかった。
好きな長距離と、得意な短距離。その両方が生きる中距離(800m)で生きていくと腹を括りました。
高校最後の冬も、また骨折。
練習なんてまともに積めない。
それでも、「今、自分にできることは何か」だけを問い続けました。
その執念が実ったのか、最後の総体では800mで自己ベストを更新し、県大会のスタートラインに立てました。中1の頃より40秒も速くなったタイム。
でも、やっぱりどこか「不完全燃焼」だったんです。
「大学で絶対に関東・全国に行く。入賞してやる」
その悔しさを燃料に、中大の門を叩きました。
しかし、待っていたのは「仮入部」という現実。
基準タイムには届いていなかった。
「関東新人の標準を切るまで仮入部」
そう条件を突きつけられ、必死にもがいていた矢先。
また、折れました。
順調だった練習が止まる。
「しんどい」なんて言葉じゃ片付けられない。
コーチからは厳しい言葉も飛んできました。悔しくて、情けなくてずっと泣いていた時期もあります。
「全国大会出場」
箱根を諦めた自分はこの目標を思い出して目の色を変えて取り組み、なんとか標準を突破して正式入部を勝ち取りました。
入部後は、日本トップレベルのトレーナーさんの力を借り、毎日のケアも人一倍やりました。
それでも。
走れる期間は、長くても3ヶ月。
痛みはいつだって私の足にこびりついて離れませんでした。
焦り、不安、そして強烈な劣等感。
中高一緒に走っていた先輩が世界で戦う記事やニュースを見るたび、走れない自分が惨めでたまらなくなる。
「俺は何をしてるんだろう」
良い報告なんて何ひとつできないまま、精神的に自分を追い込む日々。
そしてある日、限界が来ました。
走ることを想像するだけで、吐き気がする。動悸が止まらない。
あんなに好きだった陸上が、初めて
「怖い」
「楽しくない」
そう感じてしまったんです。
だから私は、一度立ち止まる決断をしました。
「走るのが楽しい」と、心から思える日が来るまで。
今はマネージャーのお手伝いや広報として、違う角度からチームを支えています。
正直、辞めることは何度も考えました。
それでも今、私がここに踏みとどまっている理由。
それは間違いなく、部活のみんながいてくれるからです。特に8ブロ(中距離ブロック)のみんな。
どんなに怪我で走れず一緒に練習が出来なくても居場所を作ってくれる。誰かがベストを出せば、自分のことのように全員で喜ぶ。
普段はふざけ合っているけれど、陸上にはどこまでも真剣。
そんな独特で温かいこの場所が、私は大好きなんです。
尊敬できて、最高に面白い先輩方。
長距離という厳しい舞台で戦う同期。
いつも隣にいるニコイチの同期。
9年目で尊敬出来る優しい同期。
結果に飢えているストイックな後輩。
普段と練習のギャップがかっこいい後輩。
適当だけど包容力のある後輩。
紅一点でも一所懸命にがんばる後輩。
犬みたいに懐いてくる可愛い後輩。
完全に舐め腐ってるけど、憎めない後輩。
生意気だけど構ってちゃんな後輩。
一人ひとりの顔を思い浮かべるだけで、もう少しここにいたいと思える。
出会えて本当によかった。心からそう思います。
まだ、選手として戻れるかはわかりません。
それでも、あの日テレビで見たときのように、また胸を躍らせて走れる日が来るまで。
私はこの場所で、大切な仲間たちの背中を押し続けます。
実績も才能もない自分を受け入れてくれた総監督、コーチ、当時のキャプテン、部活の皆ありがとうございます。後輩たちにいい姿を全く見せられてないのでまだ諦めず頑張ります。
最後まで拙いポエムのような文章を読んでいただきありがとうございました!
次は、普段はほわほわした愛されキャラでほんとにかわいい後輩なのに、陸上のことになると人が変わったようにかっこよくストイックなごもり(庄籠)です!
田中良弥(3)
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| 大好きな8ブロ(写真にはいないけど長距離の後藤も) |
